平成19年度「きらめく水のふるさと磐梯」湖美来(みずみらい)基金
水環境保全活動支援事業について
助成金交付団体につきましては、「「きらめく水のふるさと磐梯」湖美来基金水環境保全活動
支援事業審査委員会(6月5日開催、委員長中村玄正日本大学教授)」の審査を受け決定いたしました。
・助成金交付団体 12団体2個人
・助成金総額 2,269,600円(事業費総額3,242,650円)
|
申請者〔事業名〕 |
事業の目的 |
1 |
大茂田川の自然を守る会 |
美しい猪苗代湖を未来の子供たちに引き継ぐため、大茂田川の水環境保全と流域住民の意識高揚と汚染予防のための運動。 |
2 |
猪苗代湖の自然を守る会 |
猪苗代湖・裏磐梯湖沼群の自然を守り、水環境保全と動植物の保護育成を図ると共に、広義的に自然保護の普及向上に寄与することを目的とする。 |
3 |
特定非営利活動法人わかば自然楽校 |
裏磐梯湖沼群の誕生は1888年の磐梯山の噴火の歴史から始まる。このツアーでは、五色沼などの世界的にも珍しい現象、荒廃したところからの森林の植生の遷移などを通して、裏磐梯の自然の大切さを知ってもらうとともに、自らが自然を守る活動に参加し行動する人を育てることを目的とする。 |
4 |
社団法人猪苗代観光協会 |
猪苗代湖から流れ出る河川の水の利用、水運、歴史、文化が人々にどのように係わってきたか学んでいただき、猪苗代湖の水環境、水の利用について理解を深めていただき未来に向けて自然環境に対する意識の高揚に努め啓発の輪が広がる事業にする。 |
5 |
裏磐梯ホタルの会 |
裏磐梯地区内において、ホタル生息地の水質、環境のデータを蓄積することにより、個体数に変化が出た時の原因追及に役立てる。またホタル飛翔時に、生態に悪影響を与えないための観察に関する資料の作成や適切な観察会の開催など、啓蒙運動を進めることにより、ホタルをとりまく水環境の保護、保全につなげる。 |
6 |
福島大学共生システム理工学類生物多様性保全研究室 |
裏磐梯は全国でも有名な自然度の高い湖沼群が存在し、全国的にも貴重な植物が断片的に報告されているが、これまで組織的な学術調査がなされてこなかった。本事業では、今後の5年間で裏磐梯の湖沼群で網羅的に植物調査を行い、最終的に「裏磐梯植物誌」を作成することを目的とする。 |
7 |
川桁ふるさと会 |
猪苗代湖の水質が4年連続日本一となり、また観音寺川の桜の季節には、県内ばかりでなく全国からの花見客が増加し、このすばらしい自然環境と水環境を永く維持するために観音寺川の役割を広く会員に知っていただき、学びながら猪苗代湖のすばらしさ、観音寺川の水環境を再確認していただき、併せて環境に対する考えを深めていただくことを目的とする。 |
8 |
いなわしろ伝保人会 |
1 水質保全 |
9 |
小林 星 |
猪苗代湖西岸の植物相を明らかにし、さく葉標本を作成する。また、猪苗代湖の一部に生息が確認されているアサザについても調査し生態について明らかにする。 |
10 |
水と緑を守る舟津川愛護会 |
身近な自然を見つめ直し、一人一人が自分の住む町を誇りに思えるようなふるさと作りを進めていくような企画、行動をして行政等に積極的に提言をし、豊かな自然を守り、豊かな心で未来の子供達へ手渡していく。 |
11 |
高橋 一泰 |
裏磐梯地域における湖沼の定期的な水質調査と水辺環境の監視により、この地域のきれいな水と美しい自然を守る。 |
12 |
ecoっ子 |
現在、裏磐梯湖沼群では特定指定外来種などの繁茂がみられる。本事業では主にオオハンゴンソウやコカナダモの駆除(繁殖前の地上部の刈り取りなど)を行うことで分布の拡大を抑える。また、資源としての活用法を開発し、駆除後の有効利用と外来種問題の啓蒙活動へと発展させることを目的とする。 |
13 |
猪苗代ライオンズクラブ |
当クラブは、毎年猪苗代湖クリーンアップ作戦を含め、地域の清掃活動を行っている。この度、河川の上流とその近辺の史跡を観察し、「水と歴史と文化」の認識を深める。 |
14 |
NPO法人会津の森林を育む協議会 |
森林の持つ水環境保全機能や、地球温暖化防止に貢献する動きに高い関心が寄せられている中、森と川と湖のプレゼンテーション、水源林及び源流の視察、ボランティアによる森林整備(抜き切り、除伐)を行い、猪苗代湖の水源としての森林の重要性を理解し、きのこ鑑別会等を通じて森の恵みや森林保護保全の重要性を広く認識していただく。 |