令和2年11月18日（水）、猪苗代町体験交流館「学びいな」で、猪苗代湖・裏磐梯湖沼水環境保全フォーラムを開催しました。県内各地から100名の方々にご参加いただき、猪苗代湖や裏磐梯湖沼群流域の水環境保全活動の推進に向け、改めて意識の高揚を図る良い機会となりました。

　協議会長である渡辺　仁 福島県生活環境部長による主催者挨拶で開会し、来賓の猪苗代湖及び裏磐梯湖沼群の水環境を考える議員連盟 会長 杉山　純一 様よりご挨拶をいただきました。

　その後、第18回猪苗代湖・裏磐梯湖沼フォトコンテストの表彰式が行われ、出席された11名の入賞者に表彰状を贈呈しました。また、審査委員長である、鴫原　明寿 福島県写真連盟会長より、フォトコンテストの講評をしていただきました。

　基調講演では、国立大学法人福島大学　渡邊　明 名誉教授より「猪苗代・裏磐梯地域の気候変化」と題し、猪苗代や裏磐梯地域の気候の変化からみた水環境保全の総合的な連携の必要性をご講演いただきました。質疑応答も行われ、参加者の関心の高さがうかがえました。

　次に、湖沼の水環境保全活動事例発表として、湖美来基金支援事業助成団体でもある、猪苗代ロータリークラブ、NPO法人裏磐梯エコツーリズム協会の2団体より、それぞれ猪苗代湖、裏磐梯湖沼群で実施している活動について発表いただきました。

　また、福島県より事業報告として、「猪苗代湖流域の魅力～猪苗代湖誕生のヒミツとは～」と題し制作した映像の紹介を行いました。

　最後に、参加者を対象とした流域特産品プレゼントの抽選が行われ、盛況のうちに幕を閉じました。また、会場内ロビーでは、第18回猪苗代湖・裏磐梯湖沼フォトコンテストの入賞作品を展示しました。