口頭発表では、未来を担う若い世代の学生の皆様から日頃の水環境保全活動について発表いただきました。
◇猪苗代町立猪苗代中学校 総合文化部
今年度新しく創設された総合文化部での活動を発表していただきました。猪苗代湖畔での清掃活動やヒシ刈り、コキア栽培などを行いました。清掃活動では、ビーチサンダルやペットボトル、お菓子やアイスのビニール袋、たばこの吸い殻、ボウリングの玉を回収しました。コキア栽培では、ヒシ刈りで回収したヒシの茎を粉砕して作った肥料を使用しました。
◇ウチダザリガニ防除隊Gmens(ジーメンズ)
長瀬川の支流で確認されたウチダザリガニの防除と生息分布調査を行いました。猪苗代町の夷田地区から金曲知地区の調査を行い、用水路の水抜き穴や土手の穴などに生息していることを確認しました。夷田地区もラバーダム付近にあるオーバーフロー用の水路で約2,000匹のウチダザリガニが大繁殖していたため、駆除活動も行いました。
◇福島県立あさか開成高等学校,
昨年から実施している猪苗代湖のヒシ刈りボランティア、猪苗代湖岸の清掃活動、漂着水草回収に加え、今年は逢瀬川堤防での清掃活動やフォトコンテストへの参加、湖美来(みずみらい)クラブの紹介を行いました。猪苗代湖の水は、郡山市で農業用水や水道水などに利用されています。その水で育った人参とお米と水道水でハイブリッド和菓子なども考案しました。「For から With へ」の合言葉で、誰かのために活動するのではなく、一緒に活動しましょうと呼びかけました。